耳鼻科の病気について | 船橋市の耳鼻いんこう科-どい耳鼻咽喉科
新京成線「薬園台駅」西口 徒歩3分 047-496-1133(いいみみ)

〒274-0077 千葉県船橋市薬円台6丁目6番2号メディパーク薬園台3F 

船橋市の耳鼻いんこう科,小児耳鼻いんこう科,アレルギー科ならどい耳鼻咽喉科

睡眠時無呼吸症候群

のどの病気

はなの病気

みみの病気

    オンライン順番受付
    船橋日大前クリニック

    医院案内

    医院名

    どい耳鼻咽喉科

    住所

    〒274-0077
    千葉県船橋市薬円台6丁目6番2号
    メディパーク薬園台3F

    TEL

    047-496-1133(いいみみ)

    診療科目
    • 耳鼻いんこう科
    • 小児耳鼻いんこう科
    • アレルギー科
    • 頭頸部がん検診
    • 補聴器相談
    薬剤耐性AMR対策

睡眠時無呼吸症候群

閉塞性睡眠時無呼吸症候群

誘因・原因
肥満や扁桃肥大、小さなあごや後ろに下がったあごなど。
病態
睡眠中、吸気時に上気道(気道のうち鼻腔~鼻咽腔~咽頭・喉頭)が閉塞し無呼吸となります。
症状

症状

  • 著明ないびき、夜間に頻繁に覚醒するので日中に過度の眠気が出ます。
  • 短期覚醒が交感神経を興奮させ高血圧になりやすくなります。
  • 間欠的低酸素血症は酸化ストレス、インスリン抵抗性、血小板凝集能を増加させたり、多血症を招いたりするので、虚血性心疾患、糖尿病、高脂血症、メタボリック症候群になりやすくなります。
  • 日中の眠気による社会生活への不適応は抑うつ気分やうつ病にもつながります。
検査・診断

検査・診断1

  • 睡眠中に呼吸運動、血中酸素濃度、鼻・口の気流を記録する無呼吸簡易モニターにより診断します。

検査・診断2

  • これで診断できない場合は入院の上、脳波、筋電図、心電図、眼球運動、呼吸運動図を記録するポリソムノグラフェィー(PSG)を行います。
  • 無呼吸低呼吸指数(睡眠1時間当たりの無呼吸と低呼吸の合計)が5以上で前述の自覚症状があれば睡眠時無呼吸症候群と診断します(ただし無呼吸低呼吸指数が15以上あれば自覚症状の有無を問いません)。
治療

治療

  • 扁桃肥大があればその治療(切除術)が効果的です。
  • 肥満があれば減量しましょう。
  • 軽~中等症の睡眠時無呼吸症候群の方で、あごや顔面の形態が原因と考えられる場合は口腔内装置(マウスピース)を歯科に依頼し作成します。
  • 重症の睡眠時無呼吸症候群の方は、経鼻持続陽圧送気(CPAPシーパップ療法)を行います。鼻マスクを装着し、陽圧を加えて気道内圧を高め無呼吸を改善させます。

のどの病気

急性扁桃炎

誘因・原因
ウイルスや細菌の感染、過労、外傷、気候変動も誘因となります。
病態
扁桃は常に病原体と戦っていますが、病原体の毒力が生体の免疫力よりも強ければ激しい炎症反応が起こります。
症状
嚥下時痛と微熱で始まり、やがて咽頭痛と悪寒を伴う高熱に発展します。
検査・診断
症状と扁桃の様子を診察します。
採血や細菌培養検査を行うことがあります。

声帯結節

誘因・原因
大きな声を頻繁に出すなど声帯の使い過ぎが原因となります。
(鉄棒の練習でできる手のタコと同じです。)
病態
声帯の一部に硬い出っ張りがあります。
症状
出っ張りがあるため声帯がぴたりと閉じずに声がかれます。
検査・診断
ファイバースコープで声帯を観察します。

声帯ポリープ

誘因・原因
大きな声の出しすぎや喫煙習慣が誘因となります。
病態
声帯にクラゲのようにブヨブヨした腫瘤があります。
症状
腫瘤があるため声帯がぴたりと閉じずに声がかれます。
検査・診断
ファイバースコープで声帯を観察します。

ポリープ様声帯

誘因・原因
大きな声の出しすぎや喫煙習慣が誘因となります。逆流性食道炎が原因となることもあります
病態
声帯全体がブヨブヨに浮腫んでいます。
症状
声帯がぴたりと閉じずに声がかれます。
検査・診断
ファイバースコープで観察します。

声帯溝症

誘因・原因
中高年に多いことから繰り返す声帯の炎症が原因と考えられています。
病態
声帯に溝ができています。
症状
溝の部分の粘膜は硬く振動しないため声がかれます。声が出しにくい、話すと疲れることもあります。
検査・診断
ファイバースコープで観察します。

はなの病気

鼻出血症

誘因・原因
鼻をいじる、鼻をかむ、くしゃみなどの刺激や乾燥、アレルギー性鼻炎などの炎症による鼻粘膜の傷害が全体の約80%です。
腫瘍・外傷・高血圧・血液疾患など原因となる疾患がある場合もあります。
病態

全体の7~8割がキーゼルバッハ部位(鼻腔前下方の鼻中隔粘膜)からの出血です。この部分は血管の吻合が豊富なうえに粘膜が薄く、しかも指先が届くため刺激を受けやすいので鼻出血の誘因がそろっています。
 

検査・診断
出血時間や止血の仕方、出血量、既往歴、内服薬を確認します。
ファイバースコープなどを用いて、出血部位の確認をします。
治療
出血の程度、部位により電気凝固やガーゼによる圧迫止血を行います。
アレルギー性鼻炎を認める場合は治療を行います。

アレルギー性鼻炎

誘因・原因
ハウスダストやダニ、スギやヒノキ科花粉などの吸入性抗原により発症します。
病態

感作されている方の鼻粘膜に抗原が吸入されると、IgE抗体と結合した化学伝達物質が放出され即時相反応(しゃみ、鼻水、鼻閉)が生じます。その後遅発相反応により鼻粘膜の腫脹が進みます。

症状
くしゃみ、水様性鼻汁、鼻閉が三主徴です。
検査・診断
鼻粘膜の状態を評価します。
血液検査でIgE抗体を証明します。
治療
マスクをして鼻内に抗原が入らないようにしましょう。
軽症例では第2世代抗ヒスタミン薬が頻用され、中等症以上ではステロイド点鼻薬を併用します。重症例ではステロイド内服薬を短期間に限り使うことがあります。
薬物療法で効果が出る中等症以下のアレルギー性鼻炎の方にはレーザー治療の適応があります。重症の方は他の外科治療が選択されます。
アレルギー反応自体を起こりにくくする治療法には舌下免疫療法などのアレルゲン免疫治療があります。

鼻中隔弯曲症

誘因・原因
顔面骨の発育が頭蓋骨の発育よりも早いと、顔面骨の一部である鼻中隔軟骨は行き場を失って弯曲します。外傷が原因となることもあります。
病態
左右の鼻の境にある鼻中隔軟骨が弯曲しています。
症状
片方の鼻が詰まったり、左右の鼻が交互に詰まります。
鼻出血や鼻副鼻腔炎の原因になることもあります。
検査・診断
鼻鏡や鼻咽腔ファイバースコープで観察します。

急性鼻副鼻腔炎

誘因・原因
上気道や鼻腔のウイルス感染に続発することが多いですが、急性鼻副鼻腔炎を起こすのは細菌です。虫歯が原因となることもあります。
病態
ウイルス感染に続いて起こる、副鼻腔の細菌による二次感染です。
症状
発熱などの全身症状に伴って、膿性鼻汁、鼻閉、後鼻漏がみられます。
炎症が起きている副鼻腔の位置に応じて、頬部痛、眼痛、前頭部痛などを認めます。
検査・診断
鼻鏡やファイバースコープなどで鼻内の観察を行います。
レントゲンやCTで副鼻腔に陰影がないかを調べます。

慢性鼻副鼻腔炎

誘因・原因


鼻粘膜の繊毛

急性鼻副鼻腔炎およびアレルギー性鼻炎の患者さんで炎症が慢性化して生じます。そのような患者さんの多くは副鼻腔形態が悪く、排出の役割を果たす繊毛運動の機能が弱いとう問題点があります。

病態

繊毛運動障害により副鼻腔の換気・排液障害が生じ炎症が長期化します。

病態

症状
膿性・粘性鼻汁、後鼻漏、鼻閉、嗅覚障害など
検査・診断
鼻鏡やファイバースコープなどで鼻内の観察を行います。
レントゲンやCTで副鼻腔に陰影がないかを調べます。

鼻茸(鼻ポリープ)

誘因・原因
感染やアレルギーが原因となります。
病態
感染やアレルギー反応により鼻粘膜に白血球が集まります。放出された伝達物質が粘膜の発育を促す細胞を活性化して隆起性の病変ができます。
症状
小さいうちは無症状ですが、大きくなると鼻が詰まります。
鼻副鼻腔炎を増悪させます。
検査・診断
鼻鏡や鼻咽腔ファイバースコープで観察します。
レントゲンやCTで副鼻腔に陰影がないかを調べます。

みみの病気

急性・慢性外耳道炎

誘因・原因
細菌や真菌(かび)による感染症です。耳かき、耳いじり、入浴、水泳などによる刺激がきっかけとなり外耳道に炎症が起こります。痒みのため頻繁に耳をいじり、その刺激が皮膚を傷つけ、炎症を拡大するという悪循環に陥ると慢性化します。
病態
細菌や真菌(かび)が外耳道の皮膚に感染し炎症を起こしています。慢性外耳道炎ではしばしば湿疹を伴います。
症状
耳だれ、耳閉感など。急性では痛みを伴い、慢性では頑固な痒みを伴います。
検査・診断
耳内、耳周囲を観察します。細菌培養検査を行います。

急性中耳炎

誘因・原因
かぜなどの上気道感染が原因となります。
病態
ウイルスや細菌感染による上気道炎により上咽頭(鼻の奥)に炎症が起こります。上咽頭のウイルスや細菌が耳管(耳と鼻をつなぐ管)を経由して中耳に感染し炎症が起こります。

急性中耳炎の鼓膜 正常の鼓膜
症状
激しい耳の痛み、難聴が起こります。
炎症が強いと鼓膜が自壊して耳だれが出ます。
検査・診断
鼓膜を観察します。細菌培養検査を行います。

慢性中耳炎

誘因・原因
急性中耳炎を繰り返して起こしたり、鼓膜チューブを挿入している耳への細菌感染が原因となることが多いです。
まれに免疫低下や難治性の病原菌感染が原因になることもあります。
病態
鼓膜に穴が開いており中耳の炎症が慢性化しています。
症状
難聴、耳だれ
検査・診断
鼓膜を観察します。聴力検査を行います。
耳漏が出ている場合は細菌培養検査を行います。中耳の状態を詳しく調べる場合はCTを行います。

滲出性中耳炎

誘因・原因
耳管(耳と鼻をつなぐ管)狭窄や耳管開放によって、鼻咽腔の病原体が中耳に送りこまれることによって生じます。鼻副鼻腔炎、上咽頭腫瘍、耳管開放症、鼻すすりの習慣が原因となっていることがあります。
病態
中耳内に侵入した病原体に対する中耳粘膜の免疫応答により滲出液が分泌されます。耳管も炎症性に肥厚・狭窄するため滲出液の排出が妨げられ、炎症をさらに増悪させます。

症状
難聴 耳閉感など。
検査・診断
鼓膜の観察を行います。ティンパノグラムで鼓膜の可動性を調べます。難聴の場合は聴力検査をします。大人の場合は上咽頭に腫瘍がないか鼻咽腔ファイバースコープで観察します。

耳管開放症

誘因・原因
ダイエットや病気などによる急激な体重減少。または、鼻すすりの習慣が原因となることが多いです。他に脱水、妊娠、加齢も原因となります。
病態
耳管は鼻の奥と耳とをつなぐ管で通常閉じており、必要に応じて開きますが、この病気では耳管が開きっ放しになっています。

症状
耳が詰まったり、自分の声が頭に響いたりします。
横になったり、深くお辞儀をすると症状が消失します。
検査・診断
呼吸や嚥下に合わせて鼓膜が動くのが観察できます。鼻すすりの習慣がある人は滲出性中耳炎になっていることもあります。

メニエール病

誘因・原因
不明ですが、疫学的にはストレスとの関連が示唆されています。
病態
内耳の中はリンパ液で満たされているのですが、そこが浮腫んだ状態になると難聴とめまい発作が起こります。
症状
突発的に激しい回転性めまい発作が起こり、吐き気、嘔吐などを伴います。
片耳の難聴、耳鳴り、耳閉感が出現します。
上記の発作は一度きりでなく必ず繰り返します。
検査・診断
フレンツェル赤外線眼鏡で病的な眼球運動を観察します。
平衡機能検査では発作時には悪い側に倒れたり、傾きます。
聴力検査では初期には低音域を中心とした難聴を認めます。

急性低音障害型感音難聴

誘因・原因
不明ですが、疫学的にはストレスとの関連が示唆されています。
病態
内耳の中はリンパ液で満たされているのですが、そこが浮腫んだ状態になると聞こえが悪くなります。
症状
片耳の難聴がある日突然出現します。軽い難聴のときは、「耳が詰まっている」と感じることがあります。
検査・診断
聴力検査では低音域を中心とした難聴を認めます。

突発性難聴

誘因・原因
不明ですが、ウイルス感染の可能性が有力視されています。
病態
音や平衡感覚を感じる内耳の循環障害が疑われています。
症状
突然片耳の難聴や耳鳴、耳閉感が出現します。めまいを伴う場合もあります。
繰り返すことはありません。
検査・診断
典型的な発症の様子や聴力検査から診断することが多いです。
めまいを伴う場合はフレンツェル赤外線眼鏡を行います。
治療後の経過が突発性難聴に典型的でない場合は聴神経腫瘍を除外するため頭部MRIを行った方がいいでしょう。

音響外傷・騒音性難聴

誘因・原因
予期せぬ爆発音やロックコンサートなど(音響外傷の場合)。騒音がする職場への長年の勤務(騒音性難聴の場合)などが原因となります。
病態
音を感じる内耳有毛細胞が傷害されています。
症状
音響外傷は大きな音を聞いた直後から数時間のうちに難聴、耳鳴を自覚します。
騒音性難聴は年単位で徐々に進行する難聴、耳鳴として自覚されます。
両耳のことも片耳のこともあります。
検査・診断
典型例では聴力検査で4000Hzを中心とした難聴を認めます。

老人性難聴

誘因・原因
加齢に伴う聴覚系の細胞機能低下が原因です。環境(騒音、薬剤、感染など)により個人差があります。
病態
音を感じる器官である蝸牛の老化です。脳幹や大脳の老化による音声解析能力の低下も加わると考えられています。
症状
両側耳の同程度の徐々に進行する難聴。耳鳴を伴う場合もあります。
検査・診断
聴力検査では両側同程度の高音域に強い難聴を認めます。

良性発作性頭位めまい症

誘因・原因
誘因不明な場合がほとんどですが、頭部外傷・むち打ち、中耳炎、長期臥床などが誘因となることがあります。
病態
頭の向きの変化で三半規管(回転や加速を感じる器官です)の浮遊耳石が移動したり、付着したりしてめまいが起こります。
症状
寝返りや起き上った時など頭の向きを変えたときに回転性のめまいが起きます。一回のめまいは数秒から一分以内で、頭の位置を静止するとめまいは止まります。
聴力の変化は伴いません。
検査・診断
頭の向きを変えたときにフレンツェル赤外線眼鏡で異常な眼球運動(眼振)を認めます。
めまいを反復していると眼振は徐々に弱くなります。

前庭神経炎

誘因・原因
ウイルス感染が有力視されています。
病態
平衡感覚を感じる前庭神経に炎症性変化が起こっています。
症状
突発的な激しい回転性のめまいが出現します。めまい感は1日以上~1週間持続します。吐き気や嘔吐を伴いますが、耳鳴りや難聴などはありません。
めまい発症前に風邪症状があることがあります。
検査・診断
目をつぶって起立したり、足踏みしていただくと悪い方へ傾いたり回ってしまいます。
フレンツェル赤外線眼鏡で眼球の異常運動(眼振)が見られます。
片側の半規管機能の高度低下を認めます。

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